用途区分

◎:材質・性能・機能面からみて使用に適しています。
△:材質・性能からみて使用可能であるが機能面・施工面で注意が必要であるため、ご採用につきましては事前にご相談下さい。
×:材質・性能・機能面からみて使用不適。

品質上・使用上の注意

●磨きタイルは表面を研磨した後、表面に出来た細孔を保護剤で埋めながら光沢が出るよう磨き仕上げをしています。
●磨き製品のため水濡れする床では滑りやすくなりますのでご使用の際はご注意ください。
●定寸加工を施した商品ではありますが、寸法には多少の誤差があります。標準目地幅3㎜~5㎜以上を確保して下さい。
●ロット、サイズによって色が異なる場合があります。貼り分けにはご注意下さい。
●光の反射具合によっては、タイル表面に靄(もや)がかかった様に見える場合があります。
●酸性及びアルカリ性の薬品は使用しないでください。光沢用保護剤と反応し艶落ちする恐れがあります。
●二層(ダブルチャージ)製品の為、巾木として使用される場合は下記の「コバ貼付加工」「コバペイント加工」をお勧めします。又、注文品(框、巾木)として人工大理石のサンプルもご用意しておりますのでお問い合わせください。
●タイル裏面に焼成時に残るアルミナや保護剤除去の粉等が付着いている場合がありますのでご注意ください。
●600×1200角、300×600角はタイルの性質上反りがあります。反りを目立たないようにイモ貼りまたはランダム貼りをお勧めします。
●サイズ間で色が多少異なります。

施工上の注意

●壁への施工は必ず接着剤張りで施工してください。モルタルでの施工は避けて下さい。
必要に応じ安全の為、落下防止対策を行ってください。
接着剤はセメダイン(株):タイルエースF、EP1000、(株)大建化学:ネオピタ#マンテンを推奨します。
●屋内壁への施工は「部分接着剤貼り工法」をお勧めします。
●屋外壁への施工は、「NC新ビームハール工法」をお勧めします。
●屋内床への施工は「改良圧着貼り工法」、「全面接着剤貼り工法」、「NCフィックスプラス工法」をお勧めします。
[目地]
●淡い色のタイルには濃い色(黒、濃灰等)の目地は使用しないでください。
●目地残りがシミになる場合がありますのでタイル表面の目地剤を拭き残しのない様十分拭き取って下さい。
[養生]
●磨きタイルを養生する場合は貼付材(接着剤・貼付けモルタル・セメントペースト)、目地材が十分に硬化・乾燥してから行って下さい。特に、十分乾燥させずにビニールシートやプラダン(プラスティック段ボール)等で、密閉するような養生をした場合、乾燥前の目地剤のアルカリ成分とタイル表面の光沢用保護剤とが反応し艶落ちする恐れがあります。(特に梅雨時期、雨天時は十分気をつけてください。)
●粘着力の高い養生テープは粘着成分が磨きタイルの保護剤を剥離させますので使用しないで下さい。粘着力の低いマスキングテープ等でも長時間の貼り付けは避けて下さい。
※施工後のクレームはお受けできませんのであらかじめご了承下さい。
※輸入品につき、ご発注の際には在庫と納期をご確認下さい。尚、予告なしに仕様の変更や生産中止となることがあります。

メンテナンス

○日常のメンテナンスは、化学薬品のついてないモップ、ホウキ等で掃き掃除を行って下さい。汚れが付着した場合は水または市販の中性洗剤を使用し雑巾等で拭いて下さい。
酸性やアルカリ性の洗剤を使用しないで下さい。又、タイルの保護剤を守るため、メラミンスポンジで強く擦らないで下さい。
○化学モップは使用しないで下さい。化学モップに含まれる成分がタイルの保護剤に悪い影響を与える場合があります。